母の終活に触れた。
昨日、今年のウィザードコースが終わってからは、初めて母に会いに行った。
いつも本当に丁寧に暮らしている母。
荷物を減らし、後に残さないように必要最低限のシンプルな暮らしぶりには本当に尊敬の念を感じます。
そして、自分のこれからのことを丁寧に話してくれました。
『自分は、例えば
「がん」になったら、抗がん剤もいらない。
手術もしない。
延命処置はいらない。
心臓マッサージはして欲しくない。
だって、心臓が止まった時は身体の寿命やと思ってる。
食べられなくなったら、「胃ろう」あれだけはしたくない。
本人の意識がなくなって、残された家族が、困るということをしたくないし、こういう話は何度でも残る家族にした方がいいと思うから宜しくね。』
意志を確認し、理解を示してきました。
そして、ここからの話には正直びっくりした。
「死んだら、山に散骨して欲しい。」
「海に散骨より自分は山の方が好きやし、身体を自然に返すのが、すごくいいと思う。
あんたらは(私と妹)寂しいと思うかもしれないけど、死んだら骨をずっと残していても仕方ないと思うねん。
それよりも、自分が死んだら好きな山に帰ると思う方がいいねん。」
そういう業者さんがあるのを聞いた。お葬式はごくごくシンプルに、骨を拾うのは最小限にして、骨を粉状にしてお山に散骨してね。」
これは、リアルに驚いた。
自分の母が、ここまで自分の死に方、死んだ後のことをきちんと決めることができているということに。
その決意に満ちた発言に、敬意を持って
「わかりました」と伝えました。
人は100%肉体を離れる。
私たちは肉体ではない。
私は、これまで看護の仕事をしてきた中で、
本人の意志が確認できず、家族がどういう選択が良いのか、苦渋の決断をしながら翻弄されるのを何度も見てきました。
「先生にお任せします。」
本当に自分の人生の終末が、大切な家族の終末が、これで良いのか!
もっと早い段階で、自分のことは自分で決める生き方をし、全くその通りにならない場合があるにせよ、
自分がどのような終末を迎えたいのかを自分で決めていることは、
医療への変化にも、繋がるし、逆に生き方そのものが、豊かになるだろうと思い知らされてきました。
母には、これからも元気でいて欲しいし、もっとできることがあると思う。
でも、「死」を恐れたり避けるのではなく、大いなる生命の流れを自然なこととして感じていくこと。
それぞれの「生き方」や「死生観」をオープンに話せることをとても大切なことだと思っています。
今回のウィザードコースを終えて、またまた
自分が変わることでまわりが変わるを実感したエピソードでした。。
「アバター・ウィザード・コースは、意識の最も深い領域へとあなたをやさしく導きます。
あなたは意識を目覚めさせるために、ふつう通り過ぎてまう混乱と教化の迷宮をぐるっと一巡りします。
心(マインド)と、アイデンティティーの核へと入っていく繊細な知覚の領域を旅します。
その途中であなたは、忘れ去られ、無視され、抵抗されてきた、自分のパワーや自信をむしばむ問題から気づきを解き放ちます。最後には、疲れを知らない自己──ウィザードの自己──の住むところに辿り着きます。 ハリー・パルマー」
アバターコースの最後のウィザードコースは2020年が最後のチャンス!
意図的に生きるはじめの一歩はアバターコースから!
さあここから自分もまわりもハッピーに!!
今年最初のアバターコースはもうすぐ!
愛知県ロワジールホテル豊橋にて
3月17日(土)〜3月25日(日)までの9日間です。